とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

出産以来初めての、

一人で過ごす夜です。
8年ぶり近くになりますかね。

夫と子供達は今日から2泊3日で旅行に行っています。
今夏は私の仕事が先週のお盆に休みで、夫の仕事が今週休みになったためです。

久々の静かで自由な夜。
3日間も一人だなんて、嬉しいような、淋しいような、複雑な気分。

ですが私が子供達と帰省しているときなどは、夫もこんな夜を過ごしているのかな。
たまにはいいですね。


ただ今、文庫版『陸王』を読んでいます。
現在ようやく半分ほどの434ページ。
下町ロケット』と印象が重なるけど、やはり面白くて止まらない。。

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しかし我ながらつまらないブログ記事だなあ…

修正と追記!2019年7月の読書11冊と簡単な感想

①宮田賢人『碧き聖断』(7月5日発売の新刊)

『碧き聖断』?必ず原爆投下を防いで未来を変える…誠太は八十年前へ旅立った?

『碧き聖断』?必ず原爆投下を防いで未来を変える…誠太は八十年前へ旅立った?

7月に入って発売日に届いてソッコー読んだのに、読書メーターに登録されていなかったために記録から漏れてしまっていました(>_<)

宮田さん、すみません。

いつもはてなブログで拝見している、そして私の拙いブログの読者になってくださっている新人作家さんの初出版の作品です。

ご本人がご覧になっているかもしれないのに、私などが感想を述べるのは僭越なので、ご紹介までにしておきますが、読んでよかったです。



東野圭吾『希望の糸』(7月5日発売の新刊)

希望の糸

希望の糸

殺人事件の謎解きという意味ではサスペンス。
けれど実は十年以上前の過去から、知らない者同士が「我が子」への愛で関わり合っていたというとても深い物語だった。
親子とは、家族とは何なんだろう。





石田衣良『ブルータワー』

ブルータワー (文春文庫)

ブルータワー (文春文庫)

設定自体はめちゃくちゃ面白いのに、現代から未来への情報の伝え方に無理があった。
最後の次元を超えた対話にも鼻白んだ。

SFとファンタジーの要素が不協和音を起こして幼稚な結末になっている印象。

この小説は同じ設定で恩田陸さんあたりが描いたら傑作になりそう!





池井戸潤『鉄の骨』

鉄の骨 (講談社文庫)

鉄の骨 (講談社文庫)

中堅ゼネコンの談合をめぐる物語。
多くの人には直接の縁はないテーマと思っていたけれど、面白かった!
企業と政治の闇と、必要悪の存在との間で心が揺れた。
途中から作戦が分かってしまったけど、それでも気持ちよくスカッとした。





椎名誠ほか『坊っちゃん文学賞作品集』
(画像なし)

玉石混淆。
(個人の好みによるけれど)






⑥塩田武士『罪の声』(準新刊)

罪の声 (講談社文庫)

罪の声 (講談社文庫)

昭和の未解決事件の真相を描く。
もちろんフィクションだしかなり昔の事件を扱っているけれど、犯罪は一世一代で完結することではなく、後世にも何らかのカタチで闇が遺されていくのだと考えさせられる。





辻村深月『ツナグ』

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

死んだ人との一夜限りの邂逅。
学生時代に読んだ『黄泉がえり』や、伊坂幸太郎さんの『死神の精度』などを思い出した。

粗筋が似ているという訳ではないのだけれど、死者の魂や死神のような存在には、人間はどうやら様々な救いや期待や死生観を託したいのかな・という意味ではつながる。





コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』

ウィリス女史の著書は辞書級連作の超長編をいくつかよんだことがあるので、短編集は初めてだった。

いつも登場人物同士のまどろっこしいやりとりや、効率の悪い駆引きが苦痛だったけれど(それでも読んでしまう)、今回は輪をかけて酷かった気がする。

そのためか、はじめの一編しか記憶に残っていない(汗)





⑨Gever Tulley『50 Dangerous Things you should let your children do』

50 Dangerous Things (You Should Let Your Children Do) (English Edition)

50 Dangerous Things (You Should Let Your Children Do) (English Edition)

「先回りして危険を子供から遠ざけているだけでは、子供は何も学べない。危ない遊びから防衛力を養うことができる」という旨の著者の考えには賛成。
でも肝心の内容は、、、日本と欧米の文化の違いもあるのかな?
全てに賛同はできない。

でもドキッとする見出しのわりには「そこから何を学べるの?」とか、「ガチで危険じゃん!」とか、「大人の私でも怖いから無理」というものも多かった。





パオロ・バチガルピ『神の水』

地球温暖化が進み水資源が限られたアメリカが舞台。
貧富の格差が極度に進み、富裕層は快適な住環境で水を使い、貧困層は飢えと渇きの過酷な生活を強いられる。

近未来に本当に起こり得そうな題材ということで一般的にも好評価を得ているようだけれど、実は貧富の格差自体は人類の貨幣経済が生まれてからずっと続いてきた問題ではないかと私は思っている。

水資源に焦点をあてるなら、サン=テグジュペリの『人間の大地』の砂漠関連の話を思い出した。





百田尚樹『プリズム』

プリズム (幻冬舎文庫)

プリズム (幻冬舎文庫)

解離性同一性障害(多重人格)をもつ男性との愛の苦悩の物語。
予定調和的なラストだったけれど、そこに至るまでが面白くて途中でやめられなかった。

2019年6月の読書記録9冊

7月が終わろうとしていますが、その前に6月の読書記録がまだだったため、自身の覚え書き程度に残しておこうと思います。






養老孟司バカの壁

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

10年以来の再読。
平成時代の売り上げ部数ベスト1位になっていたので、懐かしくて久々に読んでみた。


唯川恵『彼女の嫌いな彼女』

彼女の嫌いな彼女 (幻冬舎文庫)

彼女の嫌いな彼女 (幻冬舎文庫)

本棚の中から出てきた。
イケメンエリートをめぐってOL達が駆け引きしていく描写があり、20~30代向け女性ファッション誌の連載とかになってそうな話だった。


アガサ・クリスティ『終りなき夜に生れつく』

終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)

終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)

アガサ・クリスティは元々好きなので、また未読の作品を読もうかなと思えた。


シェイクスピアヴェニスの商人

ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫)

ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫)

シェイクスピアは一通り読んだけれど、いつもタイトルとあらすじが記憶の中で一致しない。
でもやっぱりどれも面白い。


高野和明『K・Nの悲劇』

K・Nの悲劇 (講談社文庫)

K・Nの悲劇 (講談社文庫)

これはジャンル分けするなら「ホラーサスペンス」とでも呼ぶべきか??
めちゃくちゃ怖くて鳥肌立った。
けど、めちゃくちゃ面白かった!!!
久々にページをめくる手が止まらなかった!!!


竹山道雄ビルマの竪琴

ビルマの竪琴 (新潮文庫)

ビルマの竪琴 (新潮文庫)

再読。


辻仁成『太陽待ち』

太陽待ち (文春文庫)

太陽待ち (文春文庫)

賛否両論ありそうな独特な題材だったけれど、私はかなり好きな世界観だった。
よくこんな題材を思い付くなと感心した。


令丈ヒロ子『今昔物語』

ティーン向けの児童書で読んだから、分かりやすくて面白かった。
でもさすがにストーリーの面白さに重きが置かれている感じがして、原文の訳や良さは生かされていない。


村山由佳ほか女流作家アンソロジー
『女ともだち』

女ともだち (文春文庫)

女ともだち (文春文庫)

だいぶ前に編纂されたようだけど、それなりに読み応えがあった。
女性が読めば、好きだと思える作品が必ず何編かあると思う。

久しぶりの更新~5月の読書と日常の記録

5月の終わりから心身の調子が芳しくなかったのですが(また言ってる)、ようやく戻ってきました。
スマホやパソコン画面やテレビで気持ち悪くなるので他の方のブログも読めたり読めなかったりでしたが、少しずつ慣れてきました。
先日は久しぶりに映画館にも行き、途中で瞑想なんかもしながら乗り切りましたw



食欲だけは変わらず旺盛です(^_^;)


GWさんざん遊んだのに、休みの度にどこか連れていけとせかされ続けた6月(-_-)

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仕事でお世話になることがある地元の旧帝大で学園祭をやっていたので、子供たちの希望もあって遊びにいきました。
普通でした。(笑)


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遊ぶだけ遊んで爆睡。

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あまり立派な船じゃなかったけど屋形船で川遊び。
船についているモチーフで地元がどこだか特定されてしまうので、ぼかし入り。

他にも出掛けているのに、私はあまり写真を撮らない親です。



5月の読書記録(公表できるもの6冊)

①②辻村深月『名前探しの放課後』上・下

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)


③ボーク重子『世界基準の子どもの教養』(新刊)

世界基準の子どもの教養

世界基準の子どもの教養


④~⑥小山宙哉宇宙兄弟』23・24・25巻(コミック)

宇宙兄弟(25) (モーニング KC)

宇宙兄弟(25) (モーニング KC)

金曜日の夜 with アーヴィング

そういえば少し(?)前に「プレミアムフライデー」なんてあったけど、すぐに聞かなくなったなぁ。

うちの夫は職場で、いまだに「プレミアムフライデーだ!」と金曜日は社員たちを順に16時には帰らせているらしい(笑)
それが好評なんだとか。

そして有給もきちんと消化させていて、有給と公休を組み合わせて隔月くらいで5連休をとって旅行に行く社員とかもいるらしい。

それでいて業績はエリア内トップらしいので、やはり日本人の超過勤務や残業ありきの働き方は、非効率だということがわかる。
プライベートな時間が充実している方が、仕事にも良い影響が出るのでしょうかね。

日本で最初に週休二日を取り入れたあの企業も、休みを増やしてから会社の業績が伸びて、いまでも大手として優良だもんなぁ。


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そんなことを考えながら、今夜は1人で焼き肉です。

給料日(27日)の前なのでプチ贅沢をしようと家族で外食になったのですが、食べたい物の意見が分かれたので、「せっかくだから1人で飲んでおいで(^^)」と夫からお小遣いとおひとりさま時間をもらいました(笑)

自宅から徒歩3分の近所に人気の焼肉屋があるのですが、炭火焼きじゃないけど肉が新鮮でおいしい。


来週は手術なので、束の間の休息をくれたのでしょうか。

慢性的な貧血なのでレバー盛りと、明日は運動会なのでスタミナをつけるために石焼ビビンバをジュージューやっています。

アーヴィングと共に。

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この本、おもしろいのになかなか読み終わらない。
レビューでも皆「なかなか先に進まなかった」と書かれている。

何故だろう。




ゆずハイボールがおいしい。

母の日に夫からの贈り物

2日前、1人で子供を動物園へ連れて行きヘトヘトになって帰宅すると、自宅のポストに見慣れない郵便物が入っていました。
見ると私宛の電報。

上品な封書だったので「祝電なんてもらうようなことないのに、何かの間違いかな?」と訝りながら開封しました。

するとカーネーションの表紙が現れ、それを開くと母の日のメッセージが!



差出人は、まさかの夫でした。


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記念日に一輪の花さえ買ってきたこともないような夫から、彼らしい不器用な言葉で感謝のメッセージが添えられていました。

後から聞いたところ、私は彼にとっては「妻」だけれど、子供達の「母親」として向けた言葉なのだそうです。

「口には出さないけど、普段こんなふうに思ってくれていたのか」と、とても感動して涙ぐんでしまいました。
横から覗く子供にも読んで聞かせたら、涙をボロボロこぼして泣いていました(笑)


母親業に疲れたら、繙いて見返そうと思います。



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夫が買ってきた近所の名店の母の日ケーキ。
私、こんなに可愛くない(笑)



気付いたら私も、すっかり「母親」になっていました。

その前に一人の人間であり、女性であることを忘れないようにしなくてはと改めて思います。

そして夫に対しても、これからも「子供の父親」「共同生活の要員」ではなく「最強にして最愛のパートナー」として尊重していけたらと思います。


楽しいですね~。
好きな男性が「夫」をやったり「社会人」を演じたり、「少年」にもどったり「息子」であったり、「父親」になったり、色々な姿を見られるのは。

元々はお兄さんだったのが、最近ではおじさんへと変貌を遂げてきました。(お互い様)
これからどんなお爺ちゃんになっていくのかも、楽しみです。



そんなことを考えていたら、夫婦愛が描かれた小説でも久しぶりに読もうかなと思いました。

数あるなかで私の好きな作品と、これから挑戦したい作品は以下の3つです。


錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍
わけあって離婚した二人が、偶然の再開を果たします。
そこから手紙のやりとりが始まり、秘められた心のうちが明らかになっていきます。

とても美しい文章で綴られています。



ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房
ドラマにもなりましたが、私は断然こちらのエッセイが好きです。
著者が水木しげると出会い、共に人生を歩いた記録です。

色々な夫婦の在り方があるのだなと感じ入りました。



妻に捧げた1778話 (新潮新書)

妻に捧げた1778話 (新潮新書)

『妻に捧げた1778話』
ある芸人さんが「15年ぶりに泣いた」と紹介されていた小説です。
病気が分かり余命いくばくかの奥さんに、著者が語って聞かせた話だったかな。

私は未読です。
読みたくて図書館で予約していますが、なかなか順番がまんってきません。






今週のお題「母の日」

GW & 2019年4月の読書9冊

気付けば5月も1/3が過ぎようとしています。

GWには一家で夫の実家(新幹線で行く距離)に帰省し、平成最後の日も、令和最初の日も、義実家の家族や夫の旧友と飲んだくれていました。

普段あまりお酒は飲まない私ですが、夫の実家に行くと安心して酔っ払って、宴会の席で潰れて寝ることができます(笑)←なんて嫁だ

嫁いだ身としては珍しく、私は夫の実家が結構好きな人間です。
義弟達や義妹達やその子供達(甥姪)も合わせると大人数なのですが、皆パリピで楽しいです。

私も含めてタイプの違う嫁同士の仲が良く、女達が結託しているので、男性陣より強いのがいいのかも(笑)

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あとは、旅行にテーマパークや野外レジャー、子供達の習い事でGWはあっという間に過ぎました。

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さて4月に読んだ本の覚え書きをしておきます。
公表できるもののみ9冊です。


①宮下奈都『静かな雨』

静かな雨

静かな雨


赤木かん子(編)『SFシリーズ 時空の旅』

時空の旅 (SFセレクション 1)

時空の旅 (SFセレクション 1)

SF短編のアンソロジー


筒井康隆残像に口紅を

残像に口紅を (中公文庫)

残像に口紅を (中公文庫)


手塚治虫ブラックジャック1』

手塚治虫ブラックジャック2』

(コミック)

ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス)

ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス)

ブラック・ジャック (2) (少年チャンピオン・コミックス)

ブラック・ジャック (2) (少年チャンピオン・コミックス)


手塚治虫『SFファンシーフリー』


手塚治虫『黄金のトランク』

黄金のトランク

黄金のトランク


有川浩旅猫リポート

旅猫リポート (講談社文庫)

旅猫リポート (講談社文庫)


フィッツジェラルドグレート・ギャツビー

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)



令和元年。


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夫と。