とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

母親

『そういうふうにできている』

さくらももこさんご自身の妊娠体験について綴ったエッセイです。 私は長女妊娠中(6年ほど前)に、いち妊婦の体験記として読みました。まずは妊娠・出産とは人類が始まってからずっと繰り返されてきた営みだけれども、個々の女性にとっては本当に一大事で、喜…

『出会い系のシングルマザーたち』

「出会い系」で売春をしながら生活の糧を稼ぎ子供を育てるシングルマザーを取材したルポダージュです。 なかなか認識されていない世間の闇の部分にスポットをあてていて、同じ母と言えども色々な生き方を選んだ女性を知ろうと思い読んでみました。ここに登場…

『三色のキャラメル』

母になれたからこそ読んでよかったと感じる、ある女性の不妊経験の記録です。他人が持っていないものと自分が持っているものを比べて「自分は幸せだ」と考えるのは個人的にはあまり好きではありませんが、 自分と異なる立場の人の経験や心情を真剣に知ろうと…

菅原ますみ『「ママ」というおシゴト』

陳腐なタイトルですが内容はなかなか濃く、得るものの多い一冊でした。 母親業をオシゴトとしているのは、もちろん職業としてではなく、「一生をかけて真剣に取り組む偉業」と捉えている著者の意気込みが伝わってきます。アカデミックな「研究者」と、女性と…

『もっと楽しく、少しだけ丁寧なお母さん仕事』

"衣食住や子育てに関することを、こだわりをもって丁寧に楽しんでやりませんか?母も子供も幸せな毎日ですよ"という内容のエッセイに、家事や子育ての知恵が紹介されていた記憶があります。 (すみません、だいぶ前に読んだので細かいことは忘れています)もっ…