又吉直樹『火花』
ごめんなさい。
つい先程、1/3を読んだところでドロップアウトしてしまいました、、、。
私はこれ、全くダメでした。
何度かやめようと迷いながらも頑張って1/3くらいまでは読み進めましたが。
つまらなすぎて辛くて途中で読むのをやめた文学作品は、覚えている限り大昔に読みかけたリリー・フランキーさんの『東京タワー』だけだった(これは3ページで発狂しそうになった笑)のですが、まさかのベストセラー『火花』が2冊目になってしまいました。
- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/02/10
- メディア: 文庫
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世間で話題になったように、この作品が芥川賞に相応しいかどうかとか、文章や言葉が回りくどいとか、そんな問題ではないです。
主役級の2人のお笑い芸人、神谷と徳永を、もう拒否反応のように受け付けられませんでした。
え?神谷の何が面白いの?
いま誰か何か面白いこと言った?
今のその不愉快な発言がネタだったの?
徳永の返しの意味が分からなかったけど会話成立してたんだ?
、、、てな感じです。
お笑い芸人の話なのに、会話が何も面白くないんです。
又吉さんの独特の世界観というか、お笑い哲学が、私には理解できなかったのだと思います。
又吉さんやこの作品が好きな方、すみません。
それを批判するつもりはありません。
感じ方はそれぞれ異なるものなのですから。
やはり分かる方が読めば、価値のある作品なのでしょう。
ただ、あまりに売れたベストセラーなので、こういう感じかたをする人間もいるんです・くらいのつもりで書いておきます。
そういえばだいぶ前に、又吉さんの『第2図書係補佐』を読んだことがありました。
最後までは読みましたが、やはりこちらの感想も、記録を読み返すと芳しくはありませんでした。
私は又吉さんと相性が良くないようです。
文章の好き嫌いって、何が決め手になるのでしょう。
不思議です。
- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: 文庫
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