とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

4月の読書9冊と、ひとことずつ簡単な感想

新年度が始まり、生活ペースがつかめず未だに慣れていません・・・(;´Д`)イイワケバカリ
子供たちが就園就学したら時間と心に余裕ができるかな?と思っていましたが…以前より余裕がなくなっているのはナゼだろう、、、

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内容に合う写真がないのでイラストを手描きするしかない(汗


それから当ブログを始めたとき、「子育て中なのにどのように読書時間を捻出しているか?」「進んで活字本を読む子供を育てるにはどうしたらよいか?」と度々お尋ねいただき、

「そのうち記事にします」とお返事していました。

実は現在ひそかに書きためているところです。

本の専門家でも何でもないただの読書好きなだけのオバサンが差し出がましいようですが(一応司書教諭資格はあります笑)、自分を振り返る意味でも、追い追いアップロードしていけたらと思っています。


、、、が、今まず一冊の本の所感さえも書くのに苦戦するほどブログを開く余裕がない私(^^;
当面の短期的な目標にしておきます。



■今月読んだ(読んでいる)9冊


(新刊)

時空のゆりかご (ハヤカワ文庫SF)

時空のゆりかご (ハヤカワ文庫SF)

主人公のダメ男が過去に戻り、時間の流れを変えてしまう…というよくあるストーリーですが、
私はその前後のドラマやタイムマシンの理論が面白くて楽しめました。
ダメ男なのに何故かモテるのが救いようもない…。

一般レビューには"時間航行するまでが長い"とチラホラ見かけましたが、私はそこが好きです。

ただ、最後の最後のクライマックスにガッカリ…。
私の主観ですが、もっと意外な終わり方をしてほしかった。

まぁごく普通のSFです。


書店員あるある

書店員あるある

書店に勤める書店員たちが、仕事で出会う日常をかき集めたエピソード集です。
挿し絵と軽快な文章でなかなか笑えます。

へぇ、書店員てそんな苦労をしているのか。
という労いから、知って得する(?)書店豆知識や、
笑ってしまう珍客まで。

ますます本屋に行きたくなるし、行くときの視点が変わりそうです。


タイムマシン 痛快世界の冒険文学 (2)

タイムマシン 痛快世界の冒険文学 (2)

世界的に有名なSFの古典児童文学です。

大人目線で読んでこそ分かる、ある意味エンデを彷彿とさせる素晴らしい作品でした。
また別に書評を書きたいと思います(が、思っているだけで終わるかもしれません)。


飛行士と星の王子さま: サン=テグジュペリの生涯 (児童書)

飛行士と星の王子さま: サン=テグジュペリの生涯 (児童書)

愛するテグジュペリの生涯をまとめた伝記絵本です。
とは言え文字が多めだし内容的にも幼児向けではない気がします。

挿し絵は『星の王子さま』の雰囲気を踏襲していて、各ページ内の構成やデザインなどは飛ぶことのロマンチックな魅力がうまく表現されています。

テグジュペリといえば『星の王子さま』ですが、その執筆に至るまでの彼の軌跡が時系列で分かるうえ、かの傑作『人間の土地』『人間の大地』のエッセンスも散りばめられています。

ファンにとっては垂涎ものの一冊です。

私はある資料館で見つけて読みふけりましたが、買っちゃおっかな~(*´ω`*)


木工少女

木工少女

東京育ちの小学六年生の少女「美楽」(みらく)が、父の仕事の都合で一年間だけド田舎の山地で暮らすことになりました。

田舎に馴染めず友達も作る気のない冷めた美楽ですが、あるとき山奥の木工房と職人に出会います。
しだいに木の魅力にひかれていく美楽。
木工と向き合ううちに、美楽の暮らしにも少しずつ変化が、、、。

工芸の専修免許も取ってしまった私としては、「スギの木目が~節が~」「人工林で間伐して~」「ステイキットサンダーで木肌がツルツルになって~」などと言われると、ついつい丸ノコを引きたくなってしまいます(笑)
まるで木材の香りが漂ってくるかのように、鮮やかに情景が目に浮かびたのしみました。

思春期に差し掛かる少年少女とまわりの大人たちの、ほのかな恋心、嫉妬、葛藤など、微妙な心情をあえてハッキリ書かない書き方がよかったと思います。
この感情がなんなのか分からない戸惑う美楽の心を思うと、初々しく爽やかな切なさを感じたのです。


服地がわかる事典

服地がわかる事典

こういう本、探してました!
ということで、産業技術系の資料館で見かけ、すぐにアマゾンでポチりました。

オールカラーで嬉しい。

服地の基礎的な知識は概して経年で古くなるものではないので、手元に置いて長く活用しようと思いますが、、、
読んでいるだけでたのしいです。



(雑誌)

PRESIDENT (プレジデント) 2018年1/1号(老後に困るのはどっち?)

PRESIDENT (プレジデント) 2018年1/1号(老後に困るのはどっち?)

巻頭特集に夫が興味をもち、バックナンバーをお取り寄せ。
私も興味深く読んでいます。

60代のジジババ世代が30~40代のころにお金を使いすぎたと感じる使途「ワースト1位」って何だと思いますか?

答えは「外食費」だそうです。

それでは「ここにお金をかけておくべきだった」項目の第1位は何だと思いますか?

答えを知って、バブル世代にしては意外でした。
情報社会のおかげか、最近の30~40代はここにお金を回している人わりと多い気がするんですが。



(準新刊)

江戸庶民の読書と学び

江戸庶民の読書と学び

今読んでいるところです。


プルーフ・オブ・ヘヴン--脳神経外科医が見た死後の世界

プルーフ・オブ・ヘヴン--脳神経外科医が見た死後の世界

今読んでいるところです。