AIとチャットして失望した話
本の感想ではありませんが、以前読んだ本とも関わりがあるので日記として書いておきます。
今日あるホテルのレストランのモーニングビュッフェについてホームページを見ていたところ、分からないことがあったため、「AIにチャットで問い合わせる」というアイコンを試してみました。
私:
「ホテル内のレストラン××は、宿泊しなくてもモーニングビュッフェのみの利用はできるのでしょうか」ポチ
AI:
「あなたの質問は以下の内容でよろしいですか?
⚫宿泊プランを朝食つきに変更する
⚫あてはまらない」
私:
「あてはまらない」
AI:
「朝食なしでのご利用を予約なさいますか?
明日以降のご利用が可能です」
私:
「」
宿泊せずにホテルのレストランで食事のみの利用をたまにするのですが、
そのレストランはランチについてしか書いておらず、モーニングも外部から利用できるのか聞きたかったのです。
全く話が通じないので電話でコンシェルジュに繋いでもらいました。
私:
「宿泊せずにレストラン××のモーニングビュッフェのみ利用はできますでしょうか。また、利用可能であれば料金をお聞かせ願います。」
コンシェルジュ:
「レストラン××は、通常ですとモーニングサービスのみのご利用も可能でございます。」
「ただ、申し訳ございませんが現在改装中でして、現在はレストランを含めた全館をご利用いただけません。10月×日にリニューアルオープンですので、またのご利用をお待ちしております。」
「ご参考までに、モーニングサービスは中学生以上の大人の方が2,600円、小学生が1,700円、幼児の方が800円となっております。」
私:
(何でもない日のモーニングに2,600円はちょっと贅沢だわ汗)←心の声
ここでAIと人間の圧倒的な差を見せつけられました。
20年前のコンピュータ応答サービスから全く変わりがない。
やはり現在のAIはまだまだ、与えられた命題1つに対して、1つの決まった解しか出せないようですね。
しかも今休業期間ってお姉さん教えてくれたけど、、、AIのいう明日って利用できないじゃん(^^;
ひとつふたつの問い合わせに対して、相手が本当は何を求めているかを読み取って必要な情報を判断して与えてくれる人間。
当たり前だけれど、やっぱりAIには高度なコミュニケーションなのだと実感しました。
シンギュラリティなんて本当にくるのかな?
シンギュラリティがくるとしても、少なくともよく言われる30年以内には流石に無理じゃないか?
…いや、最新のAIはもっとコミュニケーションとれるのか?
などなど悶々としてしまいました。
AIの未来は、私たちの暮らしへの影響が大きすぎるわりに、全く未知なのが面白いです。
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