とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

教職母の読書雑考①~まずは自己開示から

母親同士や仕事でも、読書が話題になることがこれまでにもありました。
細かいこともまとめれば、主に
・自分の読書時間をどう捻出しているか
・子供を読書好きにするにはどうしたらよいか

ということに集約される内容です。

このことについて、何回かに分けて個人的な話や考えを徒然とブログに書いてみようと思います。

そして読書を語るうえで、自分がどういう立場かバックグラウンドをあるていど明らかにしたほうがスムーズではないか、ということで、まずは自分のスペックから書いていきたいと思います。



私は主婦ですが、仕事は一応していて、ザックリいうと「教職」です。元々は正規の公立小学校教諭でしたが、夫が全国転勤のため、結婚後しばらくしてから泣く泣く退職しました。
そのため読書に関して言えば、司書教諭資格ももっていて、少なからず子供の読書には携わることがありました。

しかしこの資格はペーパー免許のようなものです。
ですので本に関しては専門家ではありません。
「読書愛好家」と名乗るのさえ気が引けます(笑)

ただ、一般的にはそこらの正体不明なオバチャンのまま語るよりは、読書指導に多少は携わったことがあると明かしたほうが、聞く耳をもってもらえるので書いておきます💦



小学校教諭退職後は転勤による転居(住民票の異動+体の移動を定義とします)は6回を経ました。
関東(結婚・退職時)→中部→関西→関東→中部→関東→中部[地方]です。
こうして見ると怒涛ですね(笑)
もちろん数ヶ月という短期間もありました。

転居を繰り返してきたため、小学校を退職後は正規職員は諦めていますが、ありがたいことに色々ご縁をいただき、これまで何らかの形で教職のお話が続いています。
・民間団体での講師、講演
・公的施設での公開講座
・家庭教師
・自宅教室
などです。

現在の居住地は珍しく5年目に入り、現在は
・子育て行政(公的会議への出席など)
・高等学院(予備校のようなところ)での大学受験指導
をさせてもらっています。


教育以外にも美術・デザイン系の修士でライセンスも持っているので、チョコチョコと制作系のご依頼も個人的に引き受けています。



つまりベースは子育て専業主婦ですが、好きなことでお仕事をさせてもらっていて、そんな中で本を読んだり映画を観たり観劇や美術館に行ったりしています。

ありがたいのは、読んだ本や鑑賞した芸術が何らかの形でそのまま業務に生かせるということです。

いや、むしろ本や新聞に限っていえば読まずにいるのは不安かもしれません。
例えば行政関係では最新の時事や社会の動向を知らないとお話になりません。
受験指導でも現代文や小論文指導では、やはり自分のもつ引き出しとして読書は必須と言えます。