とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

2019年2月の読書7冊~のうち公開できる4冊の本

今日はひな祭りでした。
この週末は、勤務先の卒業式、長女の習い事(芸能スポーツ系)の発表会と、さらに次女が38℃をこえる熱を出してバタバタでした。

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ひな祭りには毎年お花と人形と子供達とで写真を撮っているのですが、今年は無理でした。
料理も例年通り一応作ったのですが次女はお粥だし、写真が一枚もなし(^^;



完全に自己満足ですが ひな祭り御飯とても好きなので
アイキャッチに去年までのを貼っておきます(笑)

世のインスタグラマーお母さん達のように、美しい写真ではありませんが。

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booksformams.hatenablog.com


娘が生まれてから7回目のひな祭りなので、デコメシもそろそろネタが尽きてきました。

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2月はちょっとマニアック(すぎる)路線の読書だったので全ては公表できないので、そのうち4冊のみ、簡単な一言を添えてご紹介というか覚え書きとしておきます。

眠すぎて目の焦点が合わないため、いつも以上に散漫な文章になっています。


中野信子『あなたの脳のしつけ方』

あなたの脳のしつけ方

あなたの脳のしつけ方

脳はこんな場面で、こういう働きをしているよ~、だからこうするとうまくいくよ~という話です。

生活に生かせる具体的な話です。

私はドーパミンセロトニンオキシトシンの話が好きで、これを上手くコントロールすると色々なことが好調に運ぶと考えています。

例えば子供のドーパミンセロトニンを意識してコントロールして、好き嫌いなく何でも食べられる子供に育っています。
結婚前に夫のある部分を見て、この人はオキシトシンが豊富だ!とジャッジして安心して結婚しました。(結果は今のところ大々々成功・笑)
などなど。

本書にもセロトニンドーパミントとオキシトシンの話がチラホラ出てきます。



池谷裕二『パパは脳研究者』

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

前から読みたかった本をやっと手に取りました。

著者(男性)のお子さんの0~3歳期間の成長に照らし、「この時期の子どもの中ではこういうことが起きていて、こんな成長をするよ」とか、「今月はこんなことができるようになったけど、これは脳がこう発達したんだよ」という話です。

「脳の発達」という観点が加わった子育て記録やエッセイのようで、よみやすいです。

産前もしくは0~3歳のお子さんのいる方は「へぇ!うちの子の内部でこんなことが起こってるんだ!」と興味深く読めるかと。

著者が我が子を可愛がりながらも、客観的に冷静にお子さんを分析しているのが面白いです。
著者の視点をお裾分けしてもらうことで、子供のウソとかイタズラとかイヤイヤ期とか「これなに?」期とか、親が大変さを感じるようなことも冷静に対処できるようになるかもしれません。
「これは○○の部分が育っている証拠だな」と。

そして子供の発達段階を理解して、より効果的なサポートをしてあげられるかもしれません。

私もリアルタイムで読みたかったなぁ。
でも後から振り返りながら読んでも、懐かしい思いに浸れて楽しい読書時間でした。



コニー・ウィリス『クロストーク

人の心を覗けたら?と考えた方もいると思うのですが、そんな題材をSFにした作品です。

メールやSNSで人とつながりやすくなった現代の状況を、風刺しているところもあると感じます。
社会の風潮に疑問を投げ掛けたり、シニカルなエンタメに昇華させたりしている作品だと思います。
一方でラブコメの楽しさもあり、飽きませんでした。
軽快なラブコメでありながら、ところどころに散りばめられた伏線の回収もあり、「そういうことだったのか!」と謎が解けていく気持ちよさもあります。

コニーウィリスらしく、濃いキャラが出てきてドタバタ劇がくりひろげられますが、今回も途中でやめられませんでした。
辞書のような重厚な本を、あっという間に読ませてしまうほどの筆力。



④石川善樹『疲れない脳をつくる生活習慣』

疲れない脳をつくる生活習慣

疲れない脳をつくる生活習慣

プレジデント社の出版物はよく読みます。
これは菅原洋一さんの『朝イチのメールが残業を増やす』と似ているところがありました。
「脳の特性をいかして仕事や生活を効率よく回そう」というコンセプトがどちらにもあるかと思います。

なので目新しいことばかりではなかったのですが、血糖値とインスリンの話は読んでよかったと思います。
特にちょこっと出てくる食品添加物の話は、単に「これは体に毒です」みたいなよくある説教ではなく、なぜこの甘味料に注意が必要なのか体内での働きなど理屈を理解できるのが、私には合っていました。

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こうしてみると無意識ですがここ2~3ヶ月は脳関係の本を何冊か読んでいました。