とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

2019年9月の読書13冊と簡単な感想

9月に読んだ本

1.村山昇『働き方の哲学』

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

人気の本です。
図版が多め。
「なるほど」と思えることもあったけれど、私は「目からウロコ!」とか「仕事観が変わった!」とかは無かった。
仕事の捉え方も内容も、多様になったなぁ。
でも偉人たちの明言はいくつかメモした。


2.村上春樹スプートニクの恋人

ママ友と本の話になった。
彼女は村上春樹作品をけっこう読んでいるみたいだった。

私も何冊か読んだことがあるけれど、実は村上春樹さんの作品はあまり好きではない。
あの英文を日本語に直訳したような文体が苦手だし、なんとなく題材にも興味を引かれなくて…。

でもせっかくだから、共通の話題にもなるしと久しぶりに読んでみた。

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

しかしやっぱり、好きにはなれなかった。


3.和田秀樹『感情的にならない本』

感情的になることは幼稚だ、という文言が印象に残っているけれど、ちゃんと読んだはずなのにその他の要点は全く記憶に残っていない(^_^;)

和田秀樹先生の本は10~20代の頃に何冊も読んだけれど、先生の専門からすると学習系とタイムマネジメント系の啓発書が一番実践的で役に立つ気がする。
本書では無理に守備範囲を広げようとしてコジツケで空回りしてしまっている気がした。

アンガーマネジメント系なら、今まで読んだ中では嶋津良智さんの『怒らない技術』推し。

怒らない技術 (フォレスト2545新書)

怒らない技術 (フォレスト2545新書)



4.重松清『希望の地図2018』

重松清さんはとても好きな小説家んですが、災害被災地で活動されているというのは知らなかった。

本書はそのルポルタージュにエッセイ要素が加わった、何かの連載?の書き下ろし文庫なのかな?(違うかもしれないけど)

希望の地図2018 (幻冬舎文庫)

希望の地図2018 (幻冬舎文庫)

災害が起きたときに、メディアではどうしても津波やら倒壊した建物やら「絵的なインパクト」がある映像や画像が伝えられがちになる。
けれど実はそこで取り上げられなかったところにこそ大小さまざまな苦しみがあるし、その後も傷痕はずっと続いていく。

そんな当然のことを、重松先生独自の言葉であえて文章で伝えてくれていた。

重松先生といえば等身大の家族の日常を描く作家さんという定評があるので、その感性をもって、被災地に赴いてもそこに生きる生身の人々の息づかいや苦悩を鋭くキャッチされているのだと思う。


5.篠田節子『インドクリスタル』

今年読んだなかで一番よかった作品

インドクリスタル

インドクリスタル



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力尽きました。
ここから先はタイトルのみで…


6.予言の島

予言の島

予言の島



7.粘土の犬



8.はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか



9.パイパーさんのバス

パイパーさんのバス (児童書)

パイパーさんのバス (児童書)

旅猫リポート』を思い出した



10.宇宙兄弟36

宇宙兄弟(36) (モーニング KC)

宇宙兄弟(36) (モーニング KC)



11.泣けるいきもの図鑑

泣けるいきもの図鑑

泣けるいきもの図鑑

娘に借りて読んだ



12.道なき未知

道なき未知 Uncharted Unknown

道なき未知 Uncharted Unknown



13.ハタからみると、凪日記

ハタからみると、凪日記

ハタからみると、凪日記