とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

今年の抱負「言葉を磨く」の話の続き。

今年の抱負は「言葉を磨く」こと。

具体的には
①語彙を増やす(現代日本語、古語、英語)
②論理的な会話ができるようになる
③気の利いた返しをできるようになる
④雑談のネタを増やす
⑤正しく美しい言葉遣いをする

ということを目標にしています。





①語彙を増やす

まず何より、加齢のせいか、知っているはずでも使いたい言葉がパッと出てこないことが増えました。

もちろん単語を知っていればいいわけではないけれど、
古文や英文を読んでいても、「これどういう意味だっけ」と止まってしまうことがあり、情けないです。
それらを一度きちんと復習していきます。(しています。)

それから現代日本語でも、言葉はどんどん生まれているというか、グローバル社会や情報社会のおかげで、馴染みのない外来語や新しい単語が取り入れられて広がるのが早くなった気がします。
そういう言葉の意味を正しく解釈できるようになりたいです。

エクリチュール、トポス、カタストロフ、クレオールペダンティック、etc...
けっこう本や新聞を読んだり識者の話を聞いたりしているとこういう横文字がサラッと出てくることがあるのですが、普段使い慣れないと意味を思い出すのに思考が止まってしまいがちです。

基本的なことですが、意味と用法を意識して覚えていこうと思います。



②論理的な会話をできるようになる

ブログでもそうですが、私は簡潔に考えを述べるのが苦手で、ついダラダラ長く話しがちです。
論理的な会話をできる人は
「結論」→「詳細」の順に述べるのが上手いですが、私はつい余計な前置きや説明の挿入をしたくなるので、仕事では授業や会議などで結論を先に述べることを意識するようにしています。

当たり前のことかもしれませんが、脳の構造から女性は論理思考が苦手な傾向があるらしいので、日常会話でも意識しようと努めています。



③気の利いた返しをできるようになる

テレビで見るタレントさんでも日常で話す一般の方でも、話に引き込まれたりユーモアを感じたりするのは、会話のキャッチボールが上手い人です。

特に突っ込むべき場面で相手を傷つけるどころか美味しい立場にしたり、話を振られて想定外の返答をしたりしているのを見るとと感心するし、人格の厚みも感じます。

私はそこまでは無理ですが、会話の返しの上手さにはいくつかのパターンが見られるので、自分のツボにはまる会話上手さんの話し方を観察してみようと思います。



④雑談のネタを増やす

私は自分の興味のあることしか覚えられないので、広い年齢、立場の方と話していても中身のある会話をできるようになりたいです。

そのためには知識を増やすだけでなく、それについての自分の考えや、予想される他の考えも様々な立場から多面的に捉える訓練も必要だなぁと感じます。

先日生徒と二人で話しているときに早速スベりました。
古典で助動詞「なり」について話していて、
キテレツ大百科コロ助が、文末に"~ナリ"ってつけて話すじゃん、あれはさ」と私。
生徒、ぽか~ん。「何ですかそれ?」

そりゃそうだ。
キテレツ大百科なんて知らんよなぁ。
世代ギャップも予測できないようじゃ教師失格ですね。



⑤正しく美しい言葉遣いをする

私は自分の夫や子供にキレると、恐ろしく汚い言葉遣いをしてしまいます。
ただデカイ声で罵るだけでなく、なんかもう、別人格のヤバい人になるようです。

手はあげないし、自分では普通のお母さんが怒る程度だと思っているのですが。

キャンプ場で以前、下の子にぶちギレて静かに叱っていたのですが、それを隣で見ていた男の子(小学生)が、自分が怒られたわけでもないのに震え上がって泣き出しました。
私が怖すぎたそうです。

恐怖で人を従わせるのは本当の教育ではないし、ましてまわりに良い影響を与えるはずはありません。

ですが私の場合、行き場のない怒りのパワーは涙や有形力行使ではなく、言葉遣いと態度に出てしまうようなのです。

これは自分の意識だけでは変えられないので、専門家(臨床心理士)の助言ももらいながらトレーニングしています。
表面に表れる言葉遣いだけでなく、深層心理や因果(なぜそうなるのか)という側面からもアプローチする必要があるそうです。




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なによりnative speakerと話す機会がなくなり、英語が全くスラスラ出てきません。
もともと私の英語習得レベルは大変低いです。

元旦に家族と大阪なんばで買い物をしていたら、ベンチに座っていたフィリピン人の若者たちが娘たちに話しかけてきました。
その流れで少し会話をしたのですが、何か話すにしても中学校の教科書レベルの会話しかできませんでした。

フィリピン人:
Hi guys! You're so cute! How old are you?

娘1: Seven.

娘2: I'm five.

私: (幼女相手にナンパかよ)

フィリピン女:
How do you think he is?
(仲間のお兄さんを指して)
コノオニイサンカッコイイ?

娘: Yeah, he is cool.

フィリピン男:
Oh, how honest you are!
you're so cute and your jackets suit you very much.(←子供達はおそろいのパタゴニアを着ていた)
Where are you from?(私に向かって)

私: We're from Nagoya. And you?

フ: We're from philippine.

私: Oh, that's great. One of my friend went to Manira and was studying there several years ago. You're from perpetual summer country, but here Japan, it has been cold.

フ Yeah, besides, too crowded, anywhere.(みたいなこと言ってたけど実際のところcrowdedかcloudyかさえ微妙w)
But I love Japan and wanna visit any other spots.(みたいなこと言ってたけど速すぎて曖昧)

私 Would you mind speaking slowly?
Have you ever been to Nagoya?

フ No, I've never, but I've ever been to Toyohashi, in Aichi pref.

私 Have you? what for?

なんでもグループのうちの一人が愛知のN大学に現在留学中で、地元の友達が休みを利用して今日本に遊びに来たのだとか。それで有名スポットを案内していたらしいです。
留学生はもちろん日本語が堪能だったので、結局その後は日本語で会話をしてしまいました(ToT)

やはり話す機会は大事ですね。
ということで最近はYouTubeで英語チャンネルを見たり独り言を英語で言ってみたりしています(笑)(笑)


本当に言葉の問題って終わりが見えませんね。
喋れるはずの母国語さえ、話せるから満足というわけにはいきません。




以上、ダラダラと今年の抱負でした、、、
「磨く」のレベルの話じゃないかも(-_-)