とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月の読書と簡単な感想 9冊

①エベン・アレグザンダー『プルーフ・オブ・ヘブン』プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: エベンアレグザンダー,白川貴子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/01/10メディア: 文庫この商品を含…

大人が読んでもおもしろい~『かがくのぎもん1年生』

先日6歳の娘が読んでいた本のこと(お金は磁石につかない話)をブログに書いたところ、友人のMちゃんより「何の本を読んでたの?」とラインをもらいました(^^)booksformams.hatenablog.comので、今日はその本の話を。 江川多喜雄『10分でわかる!かがくのぎも…

愛すべき身の回りの物質~『世界でいちばん素敵な元素の教室』(準新刊)

1本を読んでいた6歳の長女が急に顔を上げて「磁石はお金にくっつかないの?」と言い出したので、さっそく小銭と磁石を探してきて実験させてみました。「うわ!ほんとだ!くっつかない。お金には鉄を使っていないんだね。」その時に彼女が読んでいた本には、…

食と海外と人生を一度に楽しめるエッセイ~太田哲雄『アマゾンの料理人』(準新刊)

食、海外、アクティブな人生のいずれかに興味のある方にオススメの、個性派(?)料理人が書いたエッセイです。 アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所作者: 太田哲雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/01/18メディア: 単行本(ソ…

貧富の格差の行き着く先は…ウェルズ『タイムマシン』

1私は絵画など美術作品を観るのもわりと好きなのですが、古典的なファインアートよりもどちらかというと近現代のコンセプチュアルな作品の方が好きです。特に興味をひかれるのが風刺画です。社会を複眼的に見ていて訴えるメッセージが強いし、そこに描かれ…

GW大仏と『日本美術史』

GWでクッタクタです。 GWとかお盆とか年末年始とか…世間の連休は辛いです。 さて昨年、アニメ「ちびまる子ちゃん」で花輪くんの鎌倉の別荘に遊びに行く話があり、それを見てからというもの娘達がずっと鎌倉へ行きたがっていました。GWに横浜の実家に帰省して…