とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

2018-01-01から1年間の記事一覧

今年の読書ランキング!ベスト10

結局更新したい記事を書き終わらないまま年末ですが、備忘録としても一年の読書記録ランク付けをしておこうと思います。今年も通常の活字の書籍なら何とか100冊読みました。 ここに雑誌、コミック、絵本なども合わせると180冊くらいです。本のベスト10はどう…

ちょっと休憩中

現在読書雑考⑤として「子供を読書好きに育てるには」を書きかけです。 が、ちょっと忙しすぎて更新にまでいたっていません。 次は11月半ば以降には更新できたらいいな~と考えております。 更新が滞っているにも関わらず、毎日一定数以上のアクセス数がある…

教職母の読書雑考④~図書館と書店の活用方法

読書が進むための工夫を自分なりにしています。 もちろん誰にでも合うやり方とは言い切れませんし、工夫というほどのこともないかもしれませんが、図書館と書店の私なりの使い方をご紹介します。 ⬛目次 [1]図書館 vs 書店?!どちらを選ぶか [2]図書館の活…

教職母の読書雑考③~読書時間のつくり方

私の読書ペースは、多くてもせいぜい月に10冊程度で、一般の読書家さんと比べれば決して多いとは言えません。 けれど子育て、仕事、趣味、家事と並行しているためか、時間の捻出方法についてはよく訊ねられます。今日はそのことについて書いてみたいと思いま…

教職母の読書雑考②~読書へのモチベーション

1芸術やスポーツその他文化に没頭したり、人と打ち解けて付き合ったりできることは、モノやカネにかえられない精神的な豊かさだと思います。読書もまた然り。 たった一度の人生で自分自身という人格を保ちながらも、いくつもの「他人」の人生を疑似体験でき…

教職母の読書雑考①~まずは自己開示から

母親同士や仕事でも、読書が話題になることがこれまでにもありました。 細かいこともまとめれば、主に ・自分の読書時間をどう捻出しているか ・子供を読書好きにするにはどうしたらよいか ということに集約される内容です。このことについて、何回かに分け…

AIとチャットして失望した話

本の感想ではありませんが、以前読んだ本とも関わりがあるので日記として書いておきます。 今日あるホテルのレストランのモーニングビュッフェについてホームページを見ていたところ、分からないことがあったため、「AIにチャットで問い合わせる」というアイ…

2018年8月の読書7冊

今月は、とある日曜日に突然パソコンが壊れまして(泣) メーカーのサポートセンターに問い合わせたら予想通り修理ができない故障だったため、急きょ翌日にパソコンを買いに走りました(泣)core i7の入った国内メーカーのwindows10を買いましたよ~。 やっぱり…

ちびまる子ちゃんと私

1私が初めて買った雑誌は、「りぼん」でした。 テレビで毎週欠かさず観ていた、大好きだったちびまる子ちゃんの下敷きが付録でつくと聞いて、お小遣いを握りしめ、ドキドキしながら友達と近所の書店に行ったことを今でも覚えています。そこで少女マンガのキ…

波頭亮『AIとBIで人間はいかに変わるのか』

波頭亮『AIとBIで人間はいかに変わるのか』を読みました。AIは人工知能のことで、自ら学んでどんどん賢くなっていくという特性があり、あらゆる点で人間の能力を越えるのではないかと言われています。 BIとは「ベーシックインカム」のことで、労働の有無に関…

森博嗣『孤独の価値』を読んで~自分の「孤独」を振り返る

1私が中学生だったとき、同じ学年の別のクラスに、G.T.という女子生徒がいました。 はじめ私は直接の関わりがなかったのですが、色白で華奢で綺麗な子だったので、なんとなく目立つ存在でした。 更に彼女は、やたらグループで群れる女子とは対照的に、いつ…

小学1・2年生の課題図書4冊~娘の感想

珍しく2日連続でブログ更新することができました(^^; 小学校初めての夏休みを迎えた娘が、読書感想文を書くと意気込んでいました。 まずは全国統一の課題図書を4冊、張り切って読んでいました。 もちろん私も自分で読みました。なにぶん一年生なのでまだまだ…

2018年7月の趣味の読書9冊と簡単な感想

7月は仕事のための資料の読み込みが6冊と、夏休みの子供達と共に児童書を大量に読むことが増え、自分の読みたい本があまり進みませんでした…。それでも数えてみると、なんとか9冊(雑誌と漫画含む)は読んでいたので記録しておきたいと思います。 ①波頭亮『AI…

7/16号のPRESIDENTがとてもよかった

森博嗣先生のWシリーズに気をとられてすっかり忘れていましたが、7/16号のPRESIDENTがとてもよかったので記録しておきます。巻頭特集は『山中教授の自分を変える』、isp細胞の山中教授とユニクロ創業者の柳井正氏の対談です。私はこれが一番の狙いで買いまし…

2018年6月の読書8冊と簡単な感想~森博嗣Wシリーズ~

読めば必ずハマると言われる、森博嗣先生のWシリーズ。 現在出ている10冊のうち、6月に8冊を読みました。 おもしろすぎる‼ なんども徹夜しかけた‼ 現代社会に生きる全ての人に、読んで、生命の在り方やAIの行き先を考えてほしい‼ ・・・・・・・・・・・・・…

久々に読書で徹夜しかけた…森博嗣Wシリーズ『彼女は一人で歩くのか?』他

前回記事に書いた森博嗣先生のWシリーズ、今月に入って読み出したらドはまりしてしまいました。お、お、おもしろすぎる・・・(;´Д`) 止まらない・・・(;´Д`)これだから森博嗣先生の小説に手を出すの、怖かったんですよね(笑)今出ている8冊(?)のうちの…

5月の読書と簡単な感想 9冊

①エベン・アレグザンダー『プルーフ・オブ・ヘブン』プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: エベンアレグザンダー,白川貴子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/01/10メディア: 文庫この商品を含…

大人が読んでもおもしろい~『かがくのぎもん1年生』

先日6歳の娘が読んでいた本のこと(お金は磁石につかない話)をブログに書いたところ、友人のMちゃんより「何の本を読んでたの?」とラインをもらいました(^^)booksformams.hatenablog.comので、今日はその本の話を。 江川多喜雄『10分でわかる!かがくのぎも…

愛すべき身の回りの物質~『世界でいちばん素敵な元素の教室』(準新刊)

1本を読んでいた6歳の長女が急に顔を上げて「磁石はお金にくっつかないの?」と言い出したので、さっそく小銭と磁石を探してきて実験させてみました。「うわ!ほんとだ!くっつかない。お金には鉄を使っていないんだね。」その時に彼女が読んでいた本には、…

食と海外と人生を一度に楽しめるエッセイ~太田哲雄『アマゾンの料理人』(準新刊)

食、海外、アクティブな人生のいずれかに興味のある方にオススメの、個性派(?)料理人が書いたエッセイです。 アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所作者: 太田哲雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/01/18メディア: 単行本(ソ…

貧富の格差の行き着く先は…ウェルズ『タイムマシン』

1私は絵画など美術作品を観るのもわりと好きなのですが、古典的なファインアートよりもどちらかというと近現代のコンセプチュアルな作品の方が好きです。特に興味をひかれるのが風刺画です。社会を複眼的に見ていて訴えるメッセージが強いし、そこに描かれ…

GW大仏と『日本美術史』

GWでクッタクタです。 GWとかお盆とか年末年始とか…世間の連休は辛いです。 さて昨年、アニメ「ちびまる子ちゃん」で花輪くんの鎌倉の別荘に遊びに行く話があり、それを見てからというもの娘達がずっと鎌倉へ行きたがっていました。GWに横浜の実家に帰省して…

4月の読書9冊と、ひとことずつ簡単な感想

新年度が始まり、生活ペースがつかめず未だに慣れていません・・・(;´Д`)イイワケバカリ 子供たちが就園就学したら時間と心に余裕ができるかな?と思っていましたが…以前より余裕がなくなっているのはナゼだろう、、、 内容に合う写真がないのでイラストを手描き…

入学式に手作りフォーマル服&ムック本のご紹介

昨日は長女の入学式でした。 これからも多くを学びながら充実した日々のなかで成長してほしいものです。ずっと晴れていたのに昨日に限ってあいにくの曇天。 桜満開・快晴の日に前撮りしておいて本当によかったと思います。 風も強かったので、着物の裾がはた…

司書さんとお別れの話

■大好きな司書さん私が週1ペースで通っている地元の図書館は、とてもアットホームで温かい雰囲気です。 なによりも職員が良い方ばかりで、図書館の温かさはやはり職員のお力が大きいのだなと思わされます。そんな中でも教育普及担当の女性の司書さんで、私た…

桜の話と、重松清『さくら地蔵』の話

私の住む地域では、昨日から桜が満開を迎えています。 子供たちの入学式と入園式が開花に間に合わなかったので、今日、ランドセルと制服で、校門の前で写真を前撮りしてきました。桜って温かくて切なくて、とても美しい、不思議な花だと思います。今日は桜に…

3月の読書11冊と簡単な感想(新刊・準新刊含む)

一冊ずつ書評を書く時間がどうしてもとれないので、今月読んだ(読んでいる)本をまとめて備忘録&ご紹介します。次回は季節に合わせ、「桜」にちなんだとても素敵な物語があるので、ご紹介させてください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 伊坂…

卒園式と着付けと小説『きもの』の話

■私もちょっと泣きました私事ですが昨日は長女の卒園式でした。ブカブカだった制服も短いくらいになり、堂々と歩き修了証書を受け取る姿や立派に返事をする声にこみ上げるものがありました。担任教諭が証書授与で呼名する前にマイクに向かって毎日が皆さんと…

様々な絶望のカタチに出会ってみる~頭木弘樹『絶望図書館』(準新刊)

■失恋したらバラードを聴くか?ヘビメタを聴くか?落ち込んだときの立ち直り方ってそれぞれだと思います。 若い頃たまに話題に上がったのが「失恋したら恋愛ソングを聴いて浸って泣くか?あえて激しい音楽を聴きたくなるか?」というもの。私はいかにも「お…

ひなまつりと「飾り切り」の素敵な本

昨日はひなまつりだったので、せっかくなので今日はお料理に絡めてオススメの本をご紹介してみようと思います。今週のお題「ひな祭り」■キャラ弁とかは無理だけど キャラ弁のような手の込んだものを日常的に作るのは、私には無理です(^^;ですが、日本(だけで…