とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

池川明『ママのおなかをえらんできたよ』

我が子を愛する多くの親はもちろん、予定外の妊娠をした女性までも感動したという声が多いそうです。
私も妊娠中に読みました。

こども達の胎内記憶(母親のお腹の中にいたときの記憶)のエピソード集で、著者は産婦人科医です。
子供のエピソードに対して母親からのコメントも紹介されています。

ママのおなかをえらんできたよ。

ママのおなかをえらんできたよ。

正直なところ、もともと[お涙ちょうだい話]や[狙ったイイ話]は白々しく思ってしまい、私は苦手なタイプです(^^;
スピリチュアル系やオカルト系の話も、絶対に鵜呑みにはしません。

けれど感想は、素直に「不思議だなぁ」という思いと、「私の子供は、どうやって私のところに来たのだろう」という温かいものでした。

なぜなら実は私自身、胎内記憶があるからです。
幼少期に明言化したので、いまだに覚えています。
そのため記憶の内容は別にして、胎内記憶をもつ子供がいること自体には何も疑いをもっておらず、自然なことだと感じています。

生まれる前の記憶なんて非科学的という意見もありそうだけれど、まだ研究段階です。
非科学的というのは、実在しないということではなく、未だ人類目線で解明できていない分野というだけのこと。

深い縁があって親子になるというのは、誰もが認める確かなことではないでしょうか。

赤ちゃんが生まれてくる前に別の世界があって色々なことを考えているだなんて、本当かどうかは分からない。
ファンタジーでも構わない。
それはともかく、母と子のかけがえのない絆にこんな素敵な夢を抱くママや子供がいたって良いのではないかと私は思います。