とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

『もっと楽しく、少しだけ丁寧なお母さん仕事』

"衣食住や子育てに関することを、こだわりをもって丁寧に楽しんでやりませんか?母も子供も幸せな毎日ですよ"という内容のエッセイに、家事や子育ての知恵が紹介されていた記憶があります。
(すみません、だいぶ前に読んだので細かいことは忘れています)

料理や針仕事などなど…著者が主婦という立場に誇りをもって努力されているのが伝わってきます。
家事のワザも参考になるという読者が多いようです。

ひぐまさんの良いところは、お金ではなく手間をかけることを惜しまない姿勢と、家族や暮らしのためにかける手間が全て愛情に裏打ちされていることだと思いました。
この方は工夫しながらコツコツ取り組むことに向いてるんでしょうね。


ただ、
・家事にも向き不向きがある
・フルタイムで働いているお母さんには物理的に時間がない
・ご主人やお子さんの性格はそれぞれ異なる

…等々のことを考えると、必ずしもひぐまさんの生き方が誰でも真似したいものだとは限りません。


好きな方は好きな本だと思います。
じっくりと手間隙をかけるのが好きな方、日々を大切にゆったりと過ごしたい方、色々なお母さんの生き方を知ってみたいという方、主婦・母親業を前向きに楽しみたい方、逆に主婦・母親業の良さを見失いがちな方にはいいのではないでしょうか。

読んでみて肌に合わない方は「こういう丁寧なお母さんもいるのね~」くらいの軽い気持ちで読んで、共感できるところだけつまみ食いすると楽しめる本かもしれません。