くもん名画カード
いわゆる書籍の体裁ではありませんが、私にとっては子供向けのれっきとした「画集」です。
もちろん大人もたのしめて、学びにもなります。
くもん名画カードは、
・海外編1ー西洋古典美術から印象派まで
- 作者: 木村重信
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
・海外編2ー印象派から近現代美術まで
- 作者: 木村重信
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
・日本編
- 作者: 木村重信
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
の三編に分かれていて、葉書よりやや大きなカードの表面に図版が、裏面に作家名・作品タイトル・説明 が載っています。
このカードが素晴らしいのは、一度に沢山の作家や作品に出会えるのはもちろんのこと、工夫次第で様々な使い方ができることです。
遊びながら絵画を鑑賞し、それにまつわる教養を身に付けることができるのです。
私がやったことのある使い方を簡単にご紹介します。
①飾る、模写する
部屋に飾りたいカードを子供に選ばせて、その理由を聞いてみても面白いと思います。
写真は今部屋にあるものをイメージとして撮りました。中の図版はくもん絵画カードではありません。(笑)
②カルタ遊び
読み札はないので、読み手が主観で作品の特長を挙げ、取り手はどの絵か探して取ります。
裏面の文章を複製することができれば、これを読むのがベストです。
③つなげ遊び
ランダムに一枚ひいて置く→1枚目の絵と共通点のある別の作品を横に並べる→2枚目の絵と共通点のある絵を横に並べる→これを順に繰り返します。
④あつめ遊び
オニが「緑」と言ったら緑を使った絵、「果物」と言ったら果物が描かれた絵など、条件の合う絵を探してとります。
⑤お話作り
絵に描かれた情景を絵本の1ページに見立てて物語を創作します。
絵の解説は読まずに行い、後で読むと共通点や相違点が面白いです。
などなど、子供に任せると色々な遊び方が生まれます。
もちろん、自分の気に入った絵を直感で選ぶだけでも楽しいです。
実は今我が家にあるものは二代目。
一代目はあまりに使いすぎて、汚れたり折れたり、欠けたカードがあったりして見かねて買い直しました。
なのでダブってるカードを比べると年季が入っているのが嬉しくて、ついニヤケてしまいます。