とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

子供を取り巻く社会

三浦準司『人間はだまされる』(新刊)

10代向けに書かれたメディアリテラシーの本ですが、もちろん大人が読んでも分かりやすく、為になるかもしれません。 今後わが子にも話す機会があるだろうなと思っていたところ、新刊が出ていたので読んでみました。人間はだまされる―フェイクニュースを見分…

角野栄子『靴屋のタスケさん』(新刊)

戦時中の暮らし、心のふれあい、戦争の悲劇などを、子供目線で描いた童話です。 1942年のある日、近所の空き店舗にタスケの靴屋さんが入りました。 小学校1年生の「わたし」はタスケさんの靴修理や靴作りの仕事を見せてもらううち、段々仲良くなっていき…

『出会い系のシングルマザーたち』

「出会い系」で売春をしながら生活の糧を稼ぎ子供を育てるシングルマザーを取材したルポダージュです。 なかなか認識されていない世間の闇の部分にスポットをあてていて、同じ母と言えども色々な生き方を選んだ女性を知ろうと思い読んでみました。ここに登場…

『三色のキャラメル』

母になれたからこそ読んでよかったと感じる、ある女性の不妊経験の記録です。他人が持っていないものと自分が持っているものを比べて「自分は幸せだ」と考えるのは個人的にはあまり好きではありませんが、 自分と異なる立場の人の経験や心情を真剣に知ろうと…

『子どもの夜ふかし脳への脅威』

子供の夜更かしを軽く考えてはいけませんね。 早寝早起きは大切と言われるけれど、その理由をきちんと考えている親は一体どれだけいるのだろう…。本書はタイトル通り、子供の夜更かしの危険性を訴え、早寝早起きの必要性を研究者の立場から分かりやすく説い…