とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

大人が読んでもおもしろい~『かがくのぎもん1年生』

先日6歳の娘が読んでいた本のこと(お金は磁石につかない話)をブログに書いたところ、友人のMちゃんより「何の本を読んでたの?」とラインをもらいました(^^)

booksformams.hatenablog.com

ので、今日はその本の話を。



江川多喜雄『10分でわかる!かがくのぎもん1年生』(実業之日本社,2012年)

10分でわかる!  かがくのぎもん 1年生 (なぜだろうなぜかしら)

10分でわかる! かがくのぎもん 1年生 (なぜだろうなぜかしら)

「生きものの なぜ?」「人のからだの なぜ?」「みぢかなものの なぜ?」「うちゅうや ちきゅうの なぜ?」の4章構成で、子ども目線の身の回りの疑問への回答が載っています。

例えば
「どうして水の中でさかなは いきられるの?」
「ねると せがのびるって ほんと?」
「けしゴムで字が けせるのは なぜ?」
などなど、見出しは約40ほど。

親としてはすぐに答えられるものもあれば、改めて聞かれると返答に悩むものもあり、「そうか~、子どもの頃はこんなことが不思議だったよな~(^^)」と懐かしい気持ちになりました。

先生が子どもに語りかけるような語り口なので、内容も平易で分かりやすいです。



先日娘が読んでいた磁石のページは多分こちら↓の続きですね。
小銭が磁石につくか実験していましたが、もちろん家中のスプーンも試していました(笑)
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ご覧のとおり文字は教科書体なので、就学した子どもにとっては見慣れていて読みやすいようです。
やさしい童話なんかだとゴシック体もありますが、教科書体だとなんか誠実な感じがしますね(笑)



ちなみに、ちょうどアサガオを生活科の授業で栽培している長女にとっては、↓この「アサガオの種の中身」の話が一番興味深かった様子。

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何粒か種の余りがあったので、「実験に使わせてもらうね」と種さんに断って、種の中身が本に書いてある通りか観察していました。

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アサガオの種を一晩水に浸けてふやかす。
②翌日、種の表皮を剥く。
③ルーペで観察する。

結果、本のイラスト通りだとはしゃいでいました。
葉のもとと、根のもとがちゃんとありましたよ~!
白くてギュッと折り畳まれています。

さらに自分で考えたその後の観察を続けているようで、剥いた種を濡らした脱脂綿にくるんでおいたら、白かった種の中身が徐々に色づいたうえに葉と根が伸びてきた!と喜んでおります。

この経過には私もビックリです。


上の写真で、娘が指で持っているのが新しくふやかして剥いた種。
右の小さな容器に入っているのが、剥いてから数日経過した種です。


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booksformams.hatenablog.com

こちらは大人向けの本ですが、以前にも似たテーマの本を読んで記事にしてありました。
基本的に子どもの読書は放っておいていますが、たまに童心にかえり、科学の不思議を一緒にたのしむのは幸せなひとときですね。