とりあえず思いつく本を挙げておきます

母になっても読書は日課。本の記録と紹介のブログです。(3ヶ月以内に出版されたものを「新刊」、概ね半年以内に出版されたものを「準新刊」としています)

平川裕貴『お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』

ママ同士の間でもたびたび話題に上る「こどもの英語教育」の問題。

そんなにガッツリ英語を習わせるつもりはないけれど、全く何もしないのは不安…という私はこれを読んでみました。

平川裕貴『お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』

5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法

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長年英語教育に携わってきたという著者は、あくまで英語を「目的」ではなく「コミュニケーションの手段」としたうえで、英語教育がなぜ必要か?という初歩的なところから解説されています。

本題に入ると、英語教育のハウツーは「インプット」と「アウトプット」に大きく分けられるということで、その具体的な方法が紹介されています。
実際にすぐに取り組めることばかりで、無料教材になりそうな情報も豊富でした。
節ごとに要点がまとめられているので実践に生かしやすそうなのも助かります。
また家庭でできる英語教育だけでなく、後半では英会話スクールの選び方などについても言及。

肩肘張らずマイペースに英語に触れさせたい方、数年スパンでじっくり時間をかける心の余裕のある方、英語教育はまず何をすべきか分からない方、親御さんご自身が英語に不安のある方には、参考になると思います。
ただ、速効性のある英語教育(早く喋れるようになってほしいなど)を求めている方や、既に英語教育を始めている方、本格的にバイリンガルにしたい方には物足りない内容だと思います。